テラコートリル軟膏の効果と使った感想
ここでは、
テラ・コートリル軟膏でのニキビ治療
について説明します。
軽い前置きですが、
「次から次へとにきびが出来る!」という方は、そもそも「根本原因が皮脂にある」ということを、まずは念頭に置いておいてください。
詳しくは後述します。
さて、まずはテラ・コートリルとニキビについて説明させて頂きます。
テラ・コートリル軟膏とは?
武田製薬が製造元であり、ジョンソン・エンド・ジョンソンより販売されている「軟膏薬」です。
もともとは、医療用医薬品でしたが、2009年より一般用医薬品として販売されている人気のある薬です。
用途
Johnson & Johnsonの公式HPには
●化膿を伴う次の諸症
湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
と記載されており、ニキビ治療としての記載はありません。
では、なぜニキビ治療としてテラ・コートリル軟膏の名があがるのでしょうか。
それは次に説明する含有成分が「ニキビにも有効ではないのか?」ということや、Amazon等で安く購入出来るという点で人気を博しているのです。
成分
●ヒドロコルチゾン⇒炎症を抑えるステロイド
●オキシテトラサイクリン塩酸塩⇒細菌を抑える抗生物質
抗炎症作用としてはもっとも強力と言われるステロイドが含有されていますが、その強さは5段階にランクのうち、5群[弱い]に属します。
そのため、デリケートゾーンや、顔にも使用することが出来ます。
その事から「ニキビにも使用してみよう!」という方が増えたわけです。
ちなみに成分の作用を見てもらうとわかりますが、この薬は「炎症」を抑える力のある薬です。
そのため、俗に言われる「赤ニキビ」に効果があり、「白ニキビ」のような炎症の伴わないニキビには効果がありません。
使い方と、実際に使った感想
洗顔後に少量をニキビに塗ります。
就寝中は布団や枕に付着しますので、塗った上に絆創膏をフワッと付けるのが一般的です。
ただし、これはあくまでニキビが軽症のレベルの方(皮膚科の薬で抑える事が出来るレベルの人)だけだと思われます。
効能に「ニキビ」と書かれている訳ではありませんので、軽症レベルの方にどこまで効くかは定かではありませんが、「皮膚科に行くのも面倒だし、行く程でもないなぁ。」という方は、是非試してみる価値はあると思います。
「ポツン、ポツン」と出来る方は、上記の方法で毎日2、3回ニキビに塗ってみて下さい。
逆に何度塗っても次から次へと出来る人や、すでに顔全体にニキビが広がっている方は、「テラコートリルでは効かないレベル」のニキビです。
肌のピーリング効果があるディフェリンゲルではありませんので、1週間で効果が出ない人は1ヶ月続けても効果は見込めないと考えられます。
しかし、既述の通りポツンポツンと出来るレベルであればテラ・コートリル軟膏は試してみる価値はあります。
参考ページ!
>>ニキビの薬・市販薬、15年悩んだ私がおすすめをランキングで紹介する。
では、私のように顔全体に広がるor長期使用しても治らない人はどうすれば良いのでしょうか?
そのような方は
ニキビを根本的に治す(皮脂を抑える)ことを考えます。過剰な皮脂は抑えられます。
ニキビに表面上からアプローチして治る人も中にはいます。
テラコートリルが効く方も、そういった方でしょう。
そういう意味で「テラコートリルはニキビに効く」と言うのは嘘ではありません。
ですが、皮膚科で処方されるダラシンやディフェリンゲルで治らない方には、到底効かないと思われます。
そのような方は、ニキビの根本原因である「皮脂」を止める事を考えます。
皮脂がない場所にニキビは出来ません。
根本的にニキビを治すには、ニキビの根本原因である皮脂を抑えることが最重要です。
抑えるというよりも「皮脂代謝を促す」ことで、皮脂が皮膚から出なくなります。
皮脂がない場所にニキビは出来ません。
口周りやフェイスラインなど、一見皮脂が多く出てるように見えない場所も、結局は皮脂が出ているからニキビが出来るのです。
この皮脂を抑える事が出来ると、ニキビ予防に繋げられます。
ですので、まずは当サイトで伝えたい皮脂抑制の方法(ビタミンB5の摂取)を要約したまとめページをお読みになることをオススメします。 (面倒な方法でなければ、費用も全然掛からない方法です)
実際に多くの方が実践しており、400人以上の方から「本当に皮脂が減りニキビが治った」という報告メールを頂いております。(こちらで紹介)
日本のニキビ医療の限界は、ディフェリンゲルです。
そしてダラシン、硫黄カンフルローション、ビタミン剤、漢方、面ぽう圧出、抗生物質といった治療法(薬)は、もう何十年も前から使われているものです。
さらに、どれをとってもその場しのぎであり、根本的に解決出来ません。(再発します)
ダラシンtゲル、ディフェリンゲルが日本では新しいですがこれらの治療薬もその場しのぎでしかありません。
これらはすべて「出来ているニキビ」への治療であり「ニキビの予防」にはなりません。
結果的にイタチゴッコとなるのです。
また、日本未認可薬であるアキュテイン(重症者向け)は副作用が大きいです。
だからこそ私は、簡単に皮脂を抑えられるこの方法を本気で皆さまに知ってもらいたい
重症ニキビを患っていた私だからこそ、ニキビに悩む気持ちは手に取るようにわかります。
このサイトを立ち上げたのも、それを少しでも多くの方に知ってもらうためです。
根本的継続的なニキビ予防になるので本当におすすめします。
【重要】追記:遅延型アレルギーをご存知ですか?
ご存知ない方は、とりあえず以下のページもご覧下さい。
この事に言及しているニキビサイトは他には無いかもしれません。
●ニキビと遅延型アレルギー
●遅延型アレルギーの症状と乳酸菌
●【当サイトまとめ】あなたへ伝えたい、たった一つのこと
●【重要】遅延型アレルギーとニキビ
●皆さまからのよくあるご質問
●実践された方からの喜びの声
●皮脂を抑制!パントテン酸!
⇒オススメのパントテン酸はコレ!
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⇒パントテン酸には副作用はあるの?
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⇒アキュテイン治療の流れ
⇒アキュテインでの副作用
⇒アキュテイン治療終了、そして今
⇒アキュテイン治療に掛かる費用
●面皰(めんぽう)圧出【芯出し】
●抗生物質
●硫黄(イオウ)カンフルローション
●ビタミン剤
●漢方薬
●ディフェリンゲル
●ダラシンTゲル(ローション)1%
●ニゾラールクリーム(ローション)
●アキュテイン
●ピーリング
●オロナイン
●テラコートリル軟膏
●チョコラBB
●ミョウバン水
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